2022.12.08

BeeLife Trialを使用した試験が日本未病学会学術総会(2022年)で発表されました。

BeeLife Trialを使用した「試験食品摂取によるヒト臨床試験」が第29回日本未病学会学術総会(2022年)で発表されました。

当試験は20歳以上65歳未満の日本人男女を対象に、試験食品を12週間摂取した際の影響を評価した試験です。

試験期間中の被験者の生活状況の調査のため、被験者にBeeLife Trial(アプリ)にて生活日誌を記入してもらい、試験管理者はBeeLife Trialの管理システム上で被験者管理を行いました。

BeeLife Trialには、

・生活日誌未記者に対して自動プッシュ通知で記入を促す

・アラート機能により管理画面上で生活習慣の逸脱者が一目で判別できる

・メールではなくアプリから直接被験者にコンタクトをとれる

などの機能があり、被験者管理を効率化し、コンプライアンスの向上に貢献しました。

また、血液検査、尿検査のデータ集計もBeeLife Trial(試験運営)で一括管理することにより、煩雑な入力業務を軽減しました。

BeeLife  Trialは誰でも質の高い被験者管理が可能なので、試験のクオリティを上げる一助になるはずです。

BeeLife Trialとは

1.臨床試験における被験者管理・データ管理の重要性

通常、ヒトに対する有効性や安全性を確認する臨床試験では、データ管理と被験者管理が重要になってきます。データ管理は、試験で得られた血液検査や尿検査などのデータやアンケートデータなどをまとめて管理することです。被験者人数が多い場合や扱うデータが多いほど管理が煩雑になりやすい傾向があります。

被験者管理は、試験期間中記入してもらう生活日誌等の情報になります。食品試験の場合、さまざまな因子(食事・運動・睡眠など)に影響を受けやすく、エビデンスを証明するために、被験者が通常と変わらない生活習慣を維持し、大きな変化がないよう生活調査票や電話、メール等で被験者を管理することが重要になっています。

2.従来の方法と問題点

(1)データ管理

データ管理をする方法について、試験で得られたデータ(紙媒体)をExcelなどに手入力します。これは、人が行うものなので、ミスが生じやすく、そのミスを軽減するために人員をさく必要がありました。また、上述している通り、被験者人数が多い場合や血液検査データや尿検査データ、アンケートデータなど扱うデータが多いほど管理が煩雑になってしまい、いかにコストをかけずに質の高いデータを最短のスケジュールで納品するか課題となっていました。

(2)被験者管理

被験者管理をする方法について、Excelなどのデータで得られた生活日誌データを、事前に聴取していた生活習慣と変化がおきていないか目視でチェックしていく方法になります。毎日チェックするデータ量が多い上に、被験者へ電話やメールで連絡するため、業務量が増え、その分人員をさく必要があり、いかに質の高い被験者管理を行い、効率的に業務を行うのか課題となっていました。

そのため、BeeLife Trialは以下のことを実現しています。

・試験データをクラウド上で一括管理

・コスト面の削減

・スケジュール面の短縮

・質の高いデータの取得・被験者管理の向上   など

試験のクオリティを上げたい方、コストを抑えたい方などはおすすめです。

≪BeeLife Trial機能≫

・プッシュ通知(生活日誌未記入、お知らせなど)

・アラート機能

・臨床検査値データのインポートとダウンロード

・臨床検査値データの比較表のダウンロード

・背景調査票(生活習慣アンケート)

・生活調査票

・測定データ(食事、運動・歩数、体重・体脂肪、睡眠)

・お知らせ機能

・計測データ、生活日誌をクラウド上で一括確認

・アプリ上で試験情報の確認(同意説明文書(PDF)の公開)

                         など

現在、システム改修中のため、随時機能は増えていきます。

また、リクエスト次第で追加改修も可能になります。

BeeLife Trialは低コストで導入可能です。

ご興味があればお気軽にHiBeeMコンタクトフォームよりご連絡ください。

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